”片付けられない女”の部屋、 足の踏み場も心の置き場も何もかもなくしてしまい、 私達、きっと、ふたりぼっち。
彼女は待っている。やがて来る出番を。いつか来る筈の出番を。 楽屋の鏡は見ている。ただ、見ている。 彼女達の生きざまを。